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函館向陽高校の3年生である村上直樹は、容姿端麗・頭脳明晰・運動神経抜群の三拍子。友人である佐野に連れられて、同じ高校の女子テニス部の試合を見に行く。その時試合をしていた水野遥に一目惚れし、翌日交際を申し込み、交際がスタートする。 函館向陽高校は、北海道函館中部高等学校と名古屋市立向陽高等学校がモデルになっていると言われている。 江川達也の代表作であり、最大のヒット作である。 連載初期はオナニーなど性的なネタを絡めつつも一応はプラトニックな恋愛が描かれていたが、貸会議室 、急激に過激な性描写が顕著となっていった。 随所に見られる斬新な演出(延々と村上の心理描写が続けられたあとに決まって表示される「(この間0.-秒)」、村上の尋常ではない表情の変化など)が特徴的で、本作の見所でもあった。 作者は本作を「『出産』を描くため」と早い段階(村上が東大受験に失敗したあたり)から明言しており、以降の展開が注目されていた。 物語は終盤、あっと驚く展開を見せ、その当時は多くの批判を受けた。学歴批判、受験競争批判、村上の成長、遥との関係、佐野達脇役の行く末、といった、全34巻にわたる物語全体に対する収拾をつけうる結末を用意しなかったことに対して多くの読者はこれを「作者の逃げ」であると捉えたが、先物取引 はテレビの討論番組に出演した際、「(無理な体位などは)最終的に全て説明がつくことになっている」と発言しており、早い段階からラストの展開に関しては構想があったようである。 「恋愛論を語ること」が江川の夢で、「恋愛論を語るならanan誌上で」→「ならばドラマ化されるほどの恋愛漫画の巨匠に」→「ドラマ化がよくされている漫画雑誌はビッグコミックスピリッツ」と、その夢を逆算していって生まれたのが「東京大学物語」であると、江川はTV番組「アイデアの鍵貸します」で語った。着実にそれらは実現し、最終的にはananに取材を受けて恋愛論を語ることも実現した。 最終部分に出てくる東大生のフェミニストのキャラ谷口瞳について、TVタックルで田嶋陽子法政大学教授から漫画についてフェミニスト的観点からセックス描写を批判されたために、出したキャラではないかとの意見がある。 本編の主人公。知能指数300の頭脳と、常人を遥に超えるデザイン会社 を持つ。顔はイケメン。スポーツではサッカー好き。妄想癖が強く、しかも考えている事がすぐ顔に出る。日本一であるというだけの理由で東京大学進学を志望する。プライドが非常に高く、どんな些細な事でも、誰かに敗けを認める事ができない。早稲田大学政治経済学部で仮面浪人した後、後期入試で東京大学文科一類(法学部)へ進学した。 村上の男としての器の成長がテーマのひとつである。 水野 遥(みずの はるか) 本編のヒロイン。村上とは対照的に純粋な性格を持ち、母親的愛情と巨乳で様々な男の心を癒す。幼少の頃はその特異な性格を持つ(現代で言う天然ボケな不思議ちゃんである)ことからイジメを受けた過去をもつ。数々の男から盛んに求愛されるが、村上を愛し続ける。村上と同じ大学にテレマーケティング したいがために、東京大学文科一類を受験。現役で合格し、村上より1年先に進学。後に休学する。 佐野 義昭(さの よしあき) 村上の友人。多くの女性との経験をもち、遥を狙う。早稲田大学をサッカー推薦で進学。浪人時代の村上に真紀を嗾ける。 朝倉 晃一(あさくら こういち) 遥が村上と出会う以前に好きだった男。後に遥との交際を希望する。高校卒業後、大道芸人になる。 鈴木 英里(すずき えり) 村上に密かに想いを寄せる控えめな性格の、眼鏡をかけた女の子。だが上京してからは村上との一夜をきっかけに男を手玉に取る技を覚え、性欲の赴くままに行動する女子大生に変貌を遂げた。慶應義塾大学文学部進学。 現在で言えばヤンデレに近いキャラ。 小泉 真紀(こいずみ まき) 一時期村上と付き合ってた。村上と気が合うところがあるが、自分のことしか考えられないワガママ女。早稲田大学政治経済学部進学。 池之幡 由貴(いけのはた ゆき) なんとなく東京大学に入ってしまった女。何事にも冷めていて男を馬鹿にもしていたが、後に吉野からSMを叩き込まれる。東京大学文科三類進学。 谷口 瞳(たにぐち ひとみ) 女性の人権の為に法学を勉強する。しかし、ただ「男に敗けたくない」という歪んだ願望が原動力になっている。村上のことが気になっている。東京大学文科一類進学。 山崎 守(やまざき まもる) 南と付き合っていた頃から異常な性的嗜好に目覚める。会議室 にて、遥に一目惚れされ付き合うことになる。 作者の江川達也がモデルと思われる。 桂木 南(かつらぎ みなみ) 山崎の元恋人。慶應義塾大学卒。山崎と出会い、異常な性の世界に没入していく。以後、村上・吉野とも関係を持つ。 紅月 詫間(こうづき たくま)(声:緑川光) 司の兄。司の出生の秘密を知っている。 紅月 季之(こうづき としゆき)(声:うえだゆうじ) 司の双子の弟。 紅月 昭平(こうづき しょうへい)(声:石田彰) 司の弟。末っ子。 紅月豊・育美(こうづき ゆたか・いくみ) 紅月兄弟の両親。コンポリのGRAVEに所属していた警官。ヤクザの抗争に巻き込まれ死亡。 生水 加悦(しょうず かや) 紅月兄弟と一緒に住んでいる女性。両親を早くに亡くし、たった一人の妹にも先立たれ、生きる気力さえも失いかけていたが、白神龍弥(九竜組二代目)に救われた。ケンカが嫌い。 吉野(よしの) 遥が家庭教師をする家庭の父親でやり手の実業家。池之幡と肉体関係にあるが、様々な罠を仕掛けて遥の処女を手中にせんと画策する。 河野(こうの) 遥の東京大学での同級生。吉野の入れ知恵により、しきりに村上を遥から引き離そうとする。遥への求愛を何度も行うがことごとく拒否される。 1994年10月10日から12月19日まで、テレビ朝日の月曜ドラマ・インで放送された。 漫画の最初の部分にあたる高校時代の話であり、村上が東京大学を落ちてしまうところが最終回である。SMAPの稲垣吾郎が村上の外見にマッチするとファンからも評価は高かったが、瀬戸朝香の遥役は賛否両論であった。 原作:江川達也 脚本:山崎淳也 演出:今井和久 プロデュース:高橋浩太郎・黒田徹也(テレビ朝日)、高橋勝(CUC) 技術協力:テイクシステムズ 制作:テレビ朝日、CUC 運命の恋!最初のデートであげるもの 愛を、確かめ合ってたの!! もう、君に逢わない… はるか突然、倒れる! 東大なんて、どうでもいい クリスマス・イヴの秘め事 わたしの体が目当てなの!? 受験前夜のあやまち… 本当の別れ…君を傷つけて 涙の合格発表…直樹と遥の愛の行方は 警視庁 コントロールポリス。略してコンポリ。 GRAVE 正式名称・総合犯罪取締特殊班。所轄・専門課を持たず、あらゆる犯罪に対処できる能力を持つ。犯罪検挙率No.1。死や破滅を多く伴うため、「GRAVE(墓場)」と呼ばれる。ベータクラス(中級)、ガンマクラス(上級)に分かれている。(初級はアルファクラスか?) 紀勢 全(きせ あきら) 一度見た人の顔は決して忘れないのが特技。GRAVEベータクラス所属。ある事件を解決し、コンポリへ特務昇進。黒いピチピチのパンツをはいているため、署内でのあだ名は「黒ピチ」。施設で育った。司の父親を尊敬している。 宗像 嵬(むなかた かい) アキラがコンポリに移籍後、パートナーになった人。犯人が凶悪であればあるほど、周りが止められないほど自らも凶悪になる。 入間 柾志(いるま まさし) 紅月兄弟が住むマンションの大家の息子。 天黄 諫早(てんこう いさはや) 入間氏のマンションの側の豪邸に住む、おもちゃ会社社長の孫。おじいちゃんが作ってくれたくまのぬいぐるみ「まーくん」といつも一緒。 養父・出石(やぶ・いずし) 司のクラスメイト。 香春(かわら) 銀座の全てを知り尽くす女性。九竜組とも懇意にしている。 作中において「組長の妻」を示す呼称。 ドゥルガーはインド神話で戦いと母性の象徴とされる美しい女神。闘いの場において主人の片腕となり、精神面でも主人を支える杖となる。 いかに主人を立て、主人を守るか。主の出世は聖妻の器で決まるとも言われる。 竜二の聖妻論は「聖妻は柱(主人)を支える杖でなく、もう1本の柱」である。 ある薬の素となる原生植物が生い茂るインドの聖地へ通じる扉を開けるためのもの。 インパーテッドクロス銃。通称インパ。 戦闘兵器としての規格から外れた銃。二代目の代から持出し禁止となった。 2020年には、ライセンスを取っても扱えない銃となっている。 パラメルトという融合物質で出来た専用の弾丸が装填される。熱と液体があれば約1時間で溶けて消える。しかしそれは、銃口から発せられる時の熱と人の血液で条件は満たされる。